第74話 竹島宏さん
東海ラジオの番組「日曜も歌謡曲」でリクエストが多い歌手ベスト3に必ず入ってくるのが竹島宏さんです。
特に新曲が出た時のファンの応援ぶりは凄いと実感させられます。
イケメンであることはもちろん、ソフトな語り口、人と接する際の優しいふるまい、そうそう、歌の上手さは折り紙つきですからね。
さて、デビューした頃から、仕事でご一緒させていただいている竹島宏さんは、15周年を迎えました。
その記念曲第2弾は「月枕」。
作詞、松井五郎。作曲、都志見隆 という日本を代表するクリエイターが竹島宏さんの為に書き下ろした作品です。
A・B・Cタイプが同時に発売されています。
ジャケット写真も3タイプ。
哀しくもどこか幻想的な美しさを湛えた突き刺すような三日月と竹島宏さんの本領を発揮したイケメンぶりの写真となっています。
15周年を飾るにふさわしい作品「月枕」。
聴けば月の光が心の中まで染み込んできます。
この曲で私も年末が楽しみになりました。
2017年3月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。
千客万来(せんきゃくばんらい)
多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
「千」「万」は数の多いことを示す。
店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。
「客」は「かく」とも読む。