松原敬生の千客万来

元東海ラジオ名物アナウンサー


 55年歌手として活躍してきたベテランでも過去を振り返ることが主ではなく、今を大切にする姿勢は、感服するばかりです。

 その歌手は大月みやこさん。特に毎年途切れずに新曲を発表出来ることが幸せと語っていらっしゃいます。
その記念曲は「海鳴りの駅」です。
この曲も大月みやこさんの独特の歌世界を表現しています。
列車に乗りこみ愛する人のもとから旅立つ女性の姿が描かれています。 
デビュー19年目の「女の港」の初ヒット以来の女や海をテーマにしてきた大月さんらしい楽曲です。
この歌詞の中の『ちぎった手紙がカモメになって飛んでゆく』という描写は独特の歌い方とともに絶品です。
かずかずの授賞歴とともに歌は人生そのものだと教えてくれます。

 なお記念のアルバム「55周年記念窮極盤~スペシャルベスト」の3枚組が同時に発売されています。

2019年1月


松原敬生 経歴


元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。


千客万来(せんきゃくばんらい)


多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
「千」「万」は数の多いことを示す。
店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。
「客」は「かく」とも読む。


松原敬生の千客万来

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