第54話 水森かおりさん
デビュー20周年を迎えた水森かおりさん。
仕事で良く話をするようになったのは、ご当地ソング「東尋坊」からですからもう、13年になりますか。
それ以降「鳥取砂丘」はじめご当地ソングのヒットを連発し、押しも押されぬ『ご当地ソングの女王』となりました。
各自治体も水森さんの次の曲はどの場所になるか、新曲が出るころになると、ものすごく注目が集まります。
そして20周年記念の作品は、奈良となり、「大和路の恋」です。
曲を出す度に、観光大使に任命されますが、この曲で15の観光大使を勤めることになったそうです。
水森さんの素晴らしいところは、テーマとなった地域だけの人達の応援ではなく、出す曲、すべて全国の皆さんの応援があることです。
時として家族揃ってカラオケに出掛けることもあるそうですよ。
思わず、「いいなあ、タダでかおりちゃんの歌を身近で聞けるんだぁ」と両親を羨みましたよ。
そのお父さんへの旅のお土産は、鹿児島の芋焼酎だそうです。
「ひとり薩摩路」ってヒット曲もありましたね。
2015年7月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。