第102話 増位山太志郎さん
独特なムーディーな歌声で我々ムード派の心をわしづかみにする増位山太志郎さんの新曲は「ごめんよ麗子」です。
かつての大ヒット曲「そんな女のひとりごと」「そんな夕子にほれました」はじめ詞やタイトルに女性名を使った歌を数多くリリースしています。
そんな増位山さんが、今度は「麗子」です。
人間は年を経るごとに、昔の思い出が濃く、鮮やかになっていくものですが、かつて自分に尽くしてくれた女性との安らぎの日々、そして背中を向けて別れてしまった後悔を増位山さんの歌声でムーディーに披露しています。
そうそう、運が良ければ、東京墨田区で増位山さんが経営しているちゃんこ料理の「ちゃんこ増位山」で増位山さんに出会うことが出来、歌ってくれるかも知れませんよ。
もし、いなかったら「ごめんよ○○」。
2019年7月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。
千客万来(せんきゃくばんらい)
多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
「千」「万」は数の多いことを示す。
店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。
「客」は「かく」とも読む。