松原敬生の千客万来

元東海ラジオ名物アナウンサー

 女性の和服や振り袖姿は海外で生活している日系の人びとにとっては、故郷、日本をしのぶ最高な装いでしょう。
移民をスタートとする日系人が多いブラジルで一昨年、昨年と二回続けてコンサートを成功させた小桜舞子さんは、観衆の振り袖への反応を見て、故郷への強い思いを感じ、公演で披露した民謡にも熱狂的なものを感じました。

 小桜舞子さんの新曲『よされ三味線』も民謡のテイストがある作品だけに力が入ります。
オリコン初登場、演歌歌謡曲部門、第一位を獲得するなど、日本でも好調です。

 小桜舞子さんは、三味線にもチャレンジした経験があります。
今年はあの笠戸丸から110年。
つまり移民110周年。

 また、ブラジルで記念の集いが行われるでしょうから、その際、『よされ三味線』をステージで弾き語り出来たら良いなという強い思いを抱いているようにインタビューしながら思ったものです。

2018年2月


松原敬生 経歴


元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。


千客万来(せんきゃくばんらい)


多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
「千」「万」は数の多いことを示す。
店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。
「客」は「かく」とも読む。


松原敬生の千客万来

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