第97話 三丘翔太さん
思わず「若いのにねぇ」と私が唸るほど演歌、歌謡曲をよく知っている三丘翔太さん。
蝶ネクタイの歌手としても知名度が上がっています。
2016年1月のデビューですから、はやくも丸3年が経過しました。
東海ラジオでもレギュラー番組を持って、歌謡曲に対する幅の広さを示しています。
レパートリーの広さからコンサートでも、番組のコーナーでも「翔太のお品書き」として、ファンからのリクエストに応えています。
さて4年目の新曲「散歩道」は今までの三丘さんの作品とは、全く色合いの違う、夫婦愛をテーマにした楽曲で、老境に入った夫婦にも明日を生きる息吹きを吹き込んでくれています。
詞だけを見ればベテラン歌手の作品だと思い勝ちですが、あえて新鮮な三丘翔太さんを起用したことがこの作品のグレードをあげたような気がします。
言わずもがなですが、歌のうまさは絶品です。
2019年2月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。
千客万来(せんきゃくばんらい)
多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
「千」「万」は数の多いことを示す。
店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。
「客」は「かく」とも読む。