松原敬生の千客万来

元東海ラジオ名物アナウンサー


スタジオでのインタビューは本当に久しぶりでした。
でも全く空白を感じません。
遠慮なく何でも話が聞ける歌手のひとりです。
というのもアイドルから演歌歌手に転じて25年、その転身曲、「蜩」を長山洋子さんが初めてのステージで披露する公演が名古屋で行われた際の司会をさせて貰ったご縁があり、それ以来の長山洋子さんが親しく声を掛けてくれるからです。

 さて今回は、アイドル時代からのデビュー35周年記念曲「じょっぱりよされ」の紹介に訪れてくれました。
お得意の立ち弾き三味線曲です。
このCDは両A面で「恋・三味線」が収録されています。

 まさに、素晴らしい長山洋子さんの世界が繰り広げられています。
曲の間には雑談がありますが、その際にはふと、母の顔が覗きます。
家庭と歌手をみごとにつとめている長山洋子さん。
それだけに歌詞の理解も深くなるのでしょう。

 「じょっぱりよされ」のじょっぱりは頑固を表現する言葉ですが、この場合は、「一途さ」と捉えたほうが良いようですが、洋子さんの生きざまにも繋がっています。

2018年10月


松原敬生 経歴


元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。


千客万来(せんきゃくばんらい)


多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
「千」「万」は数の多いことを示す。
店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。
「客」は「かく」とも読む。


松原敬生の千客万来

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