第39話 吉幾三さん
今、巷に吉幾三さんの楽曲が三パターン流れています。
まずソロのシングル盤で「男っちゅうもんは」、またカバーアルバム「あの頃の青春を詩うvol・2」そして、香西かおりさんとのデュエット曲「明日の夫婦酒」です。
カバーアルバムは別にして、後はもちろん吉幾三さんの作詞作曲です。
その吉さんに作詞、作曲はどんな時にと尋ねると、冗談で「家にいたくないとき、自分のスタジオにこもる」と話していますが、その他は飛行機以外の乗り物で移動中が結構多いそうです。
曲は白い紙に五線符を作り、その上に出だしを書いておくそうです。流石です。
出だしだけわかれば後は直ぐ口をついて出るそうです。
作曲の楽器は、ピアノ、ギター、シンセサイザーだそうですが、ピアノを使う場合は曲が優しい感じになるそうですよ。
今年は、海外に旅をして、ヨーロッパや南米などの伝統的な音楽に直接、触れてみたいとの希望を持っていらっしゃいます。
今年、後半の作品はそうしたそれぞれの国の民族的なテイストの曲が聞かれるかもしれませんよ。
2014年4月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。