松原敬生の千客万来

元東海ラジオ名物アナウンサー

デビュー5周年を迎えた松川未樹さん。
地元のちびっこのど自慢で優勝し、歌手になりたいという気持ちが膨らみました。

作曲家でもありボイストレーナーとしても有名な、新井利昌先生に師事しました。
その間、何と8年間。デビューが確約されていたわけではありません。
それだけに時には、苦しいトレーニングにくじけそうになったこともあるそうです。
そんな時に支えてくれたのは、ボランティアで社会福祉施設に歌で訪問した際に迎えて頂いた人たちの拍手でした。
こうした施設への訪問は100ヶ所を超えています。

そして5年前にデビューしました。
デビュー出来た嬉しさにさらにより嬉しさを届けてくれたのは、施設を訪問したことを覚えてくれていた人から頂いた「よかったネ」という手紙でした。

あれから5年、記念の作品は『帰望(きぼう)』です。
望みを抱いて都会に出てきた若者が、まだまだ夢を叶える事が出来ず、故郷へ帰ろうかと逡巡する気持ちを歌っています。

松川未樹さんは、自分の経験を通してアドバイスするとしたら、最初に抱いた「好き」という気持ちを大切にすることだそうです。

2012年8月


松原敬生 経歴


元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。


松原敬生の千客万来

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