第6話 中条きよしさん
『うそ』『理由(わけ)』の大ヒット曲を持つ中条きよしさんになんと37年ぶりにお会いしました。
俳優としても活躍されているだけに、立っている姿からも眩しいくらいのオーラが出ていましたね。
今回、新曲『やっと逢えたね』のキャンペーンでのインタビューでしたが、内容の面白いこと、面白いこと、是非、8月7日の午前4時からの、東海ラジオ「松原敬生のシャレアップ歌謡曲」を聞いて下さい。
さて、飄々と楽しいことを喋る中で、プロとして厳しい面も垣間見せてくれました。
それはボイストレーニングを欠かさないことです。
京都での生活が中心だそうですが、それでも月2回以上は東京で、ピアノを弾いて貰ってトレーニングされるそうです。
トレーニングは自分でピアノを弾いては駄目なんだそうです。
そうした見えない努力のせいか、新曲の『やっと逢えたね』も昔ながらの中条節で心地よい歌に仕上がっています。
中条さんは「意地と見栄と義理だけで生きて来たと」おっしゃるだけにしっかりした自分の生き様を映し出す話し方にすっかり虜になってしまいました。
2011年7月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。