第43話 山本譲二さんとパク・ジュニョンさん
微笑ましい師弟関係というか親子関係というか、山本譲二さんとパク・ジュニョンさんの二人は本当に心温まる二人です。
先日、中部国際空港セントレアのイベントプラザでの公開録音で、二人の共演の司会をしましたが、何とも羨ましい二人の姿でした。
メインはもちろん山本譲二さんですが、ちゃんとジュニョンさんの出番を考えて譲二さんがスタッフにアドバイスしていました。「アボジ(お父さん)」「ジュニョン」と呼び会うところは、ステージを見ているファンも優しい気持ちになれますね。
さてステージの方では、男同士、二人のデュエットも披露されました。お互いキーが違うのですが、そこは見事に歌い上げていました。「放浪酒」が山本譲二さん、「嘆きの雨」がパク・ジュニョンさん、今、頑張っている曲ですが、共に多くのファンから支持されている楽曲です。
親鳥の元で信頼しきっている小鳥があの親鳥の「みちのく一人旅」のような大ヒットを出して大空を羽ばたくことが出来るか注目です。
2014年8月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。