松原敬生の千客万来

元東海ラジオ名物アナウンサー

 昭和44年に「高山の夜」でデビューし、それが大ヒット曲になり、そのまま岐阜県に住み着いて歌手活動を続けている、しいの実さんに久々にインタビューしました。

 昭和57年に「忘れ宿」という曲の発表会の司会以来の仕事での顔合わせですから、懐かしさが先に立ちます。
しいのさんも、発表会で船村徹一門で後輩の鳥羽一郎さんがデビュー前に駆けつけてお祝いに「兄弟船」を歌った時の私の発言『しいのさん、負けましたね』をしっかり覚えていらっしゃったと懐古してくれました。(しいのさん、失言です。お許しを)

 さて、今回はしいのさんの歌手生活45年の記念曲「母の宿」の紹介にスタジオを尋ねてくれました。
歌手を目指して故郷、大分県を旅立つ光景を自身の作詞、作曲で描いています。日豊本線の中津駅で見送るお母さんの様子などが歌われています。インタビュー中に同感と意気投合したのは、年をとればとるほど、母親の思い出が甦るということです。

 「母の宿」一度聞いて見て下さい。味わいのある一曲です。

2014年6月


松原敬生 経歴


元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。


松原敬生の千客万来

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