第11話 市川由紀乃さん
仕事に出かける時には、お母さんが必ず、市川由紀乃さんの手をしっかり握って送り出してくれるそうです。
仲の良い母子です。余りに仲が良いことを強調する由紀乃さんに、思わず「それは、お母さんが貴女の若さを吸い取っているんだよ(笑)」とうらやましくてイジメてしまいました。
さて市川由紀乃さんの「桟橋時雨」という新曲のジャケット写真を見て下さいましたか?
是非、まだの方はご覧になってください。今までと多少、雰囲気が変わって写っています。
メークの先生が変わったそうです。その理由を尋ねてビックリです。
なんと、かつてインタビューした時に、私が「少しメークを変えてみたら?」とアドバイスしたそうです。
それを忠実に実行したんだと言われて恐縮したところです。
しかし、そのジャケットを見る限り、更に素敵になっていますから、一安心です。
背が高い、彼女の着物姿はとても見栄えがしますよ。
ところで、今回の新曲は、デビューした11年前に、既に彼女の作品として誕生していました。
そして今回、ようやく、世に出て来ました。
彼女自身が待ちかね ていた作品だけに、代表曲にしようという気迫が伝わってくる作品になっています。
2011年12月
松原敬生 経歴
元東海ラジオ放送のアナウンサー。
東海ラジオ名物アナウンサーとして36年間数々の番組を担当。
2004年にフリーアナウンサーとして独立し、以後数多くの歌謡番組で活躍。
また歌手として「哀愁のトラッカー」をはじめ最新曲「哀愁グラス」までを数多くの作品をリリース。
その他:石原裕次郎に心酔し「東海の裕次郎」と自称していた。