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五木ひろし 劇場公演5000回達成記念セレモニー
シンガープロ2018年2月号
2017年11月21日(火)  於)中日劇場(名古屋市中区栄4-1-1)

 11月21日、五木ひろしは、劇場公演5000回を達成。正式には前日が5000回だったとのことだが、貸し切りだったため一般公演の21日に報告。

 中日劇場最終公演シリーズ 五木ひろし特別公演 五木ひろしビッグステージ2017で、五木ひろしは最後に「ふるさと」を大熱唱して締めた。そしてプレゼントコーナーが終わり、劇場公演5000回達成の記念セレモニーが開かれた。五木ひろしは共演者と記念のくす球を割り、全員で「別れの鐘の音」(作詞:山口洋子、作曲:平尾昌晃)を合唱。
 五木ひろしは、60代最後の年に劇場公演5000回を達成したわけだが、いろいろ話しを伺うと、全力で人生を走ってこられたアーティストだとわかった。

 劇場公演を始めたころは、芝居と歌で1日3回公演も当たり前のようにあって、食事する時間もなく、化粧しながら何かをつまんでいたという思い出がある。チャンスを生かすために、一回一回をベストを尽くていこう、さらによい公演をやろうと常に前向きに取り組んできたとの事。

 芝居は、役者であるという思いで演じている。比較される名作をあえて選んで演じる。名作は恥ずかしくないように演じなければいけない。それは大きなプレッシャーだが自分を成長させる原動力となった。

 歌は、基本的に名曲をしっかり歌えなければ自分の歌がだめになる。だから、カバーした曲は山ほどある。

 劇場公演をスタートしたときにプロデューサであり作詞家の故山口洋子さんが五木ひろしに与えたテーマは「挑戦と継承」。良い物を継承し、様々なことにチャレンジする。五木ひろしは、先輩たちと良い歌をたくさん歌い続け、芝居は数々の名作に挑戦してきた。それは継承でもあるしチャレンジでもあった。それはこれからも続く。

 46年間、日々必死な思いで取り組んできた。気がついたら5000回という数字につながっていた。最初から5000回やれと言われていたら、おそらく達成できなかったかもしれない。

 五木ひろしは、私たちメディアに「日々努力して日々一生懸命やって下さい。」と激励鼓舞した。それは、五木ひろしが全力で走ってきた人生を具現化した言葉そのままではないだろうか。「集中」「乗り越える」「耐える」「新しい」「エネルギー」「出し尽くす」「ベスト」は五木ひろしが好む言葉であるように思う。

 五木ひろしは、舞台の中で泣いたことが一杯あると教えてくれた。「長期の公演をやり終えたときに、お客様の大声援と拍手に涙したことは数え切れないほどある。その感動がまた次の感動を呼ぶ。もっとがんばろう。お客様に感動して欲しいと一生懸命演じ、全身全霊で歌う。すると今度は、お客様が自分に感動を与えてくれる。そんなお客様とのいい関係がずっと続いてきたことを大変誇りに思う。ファンの皆さん、本当にありがとう。」と。

 名古屋での公演は、御園座の28回を含めると今回で31回目。中日劇場最後に名古屋で5000回を達成できたことは大変喜ばしいこと。再来年の3月には新しく生まれ変わる御園座で、五木ひろしは新たな気持ちでスタートする。五木ひろしは、まだまだ5、6年は頑張れると胸を張った。前人未到ともいえる5555回達成の日がくるのが大変待ち遠しく、同時にますます頑張って欲しい。

投稿:2018年1月13日


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