名古屋の怪物、男ひばり(大矢正)が御園座で大暴れ!
「歌謡フェスティバル 男ひばり&人気実力歌手&楽しい歌仲間」が令和2年3月24日(火)、御園座で盛大に開催された。
コロナウイルスにも負けず昼夜2回公演で延べ650人の観客が訪れた。
御園座で10年間勤めた男ひばりの後輩にあたる株式会社 御園座 代表取締役社長 宮崎敏明氏が開演前にひと言挨拶。
「先輩の男ひばり氏は27年前と少しも変わっていません。突き進んだら引かない方ですが、御園座の発展にご尽力された素晴らしい大先輩です。」と紹介。
男ひばりは、オンステージで、見事な裏声を披露して美空ひばりの歌(ひばり節)を、20連発の物真似歌唱に加え昭和歌謡を次々とカバー。そして「北海の満月」、「イヨマンテの夜」に至っては会場に響き渡る大声量で圧倒。迫真の歌声は怪物の異名通り大迫力に満ちていた。
男ひばりは、73才の年齢にも関わらず昼夜を通してパワフルに一人で司会とワンマンショーをこなし、団塊の世代を代表して「人生100年」をモットーに観客に勇気と元気、夢を与えてくれた。
サプライズ登場の大衆演劇のスーパースター、25才の三代目座長 南條のぼるは、個性溢れる艶のある華麗な踊りが実に素晴らしかった。
地元のホープ歌手、木幡直希は、南條のぼるの華麗な踊りをバックに美空ひばりの「みだれ髪」を見事に歌い切った。
出演の東海地区実力歌手、木幡直希、緑川恵子、富士ひろみ、河口安子、石川純子、伊藤リカ、樋口三紗、樋口三紗&辰巳彰、江南千寿希、湯村れい子、福本幸子、大隅舞、伊藤エミ、後藤京子、大和雪保、ちえ、影山たかし、影山たかし&ユニット姫(えいこ、のりこ、かりん、ことは、たかし)、黒木芳行、水野智津子、堀越正光、大富健三、林雪子、小山典子、服部長久、東山尚海、渡辺恵美子は、それぞれのオンステージで自慢の喉を披露して会場を沸かせた。
男ひばりは、最後に、盛大な拍手とご祝儀に沢山の花を頂いたことに感極まり、涙声で「コロナウィルスの大変な時期に、それなりに悩み、悔やみ、今日まで我慢して歌に専念してまいりました。皆様の愛に溢れた多大なるお力添えのお陰で最後までやり遂げることができました。皆様、長時間にわたり本当にありがとうございました。」と結び、美空ひばりの「人生一路」を一人で歌い、大盛況のうちに幕を閉じた。
男ひばり熱唱動画
投稿:2020年3月27日