山口ひろみ&大江裕歌謡ショー 安八ふれあい祭り
令和元年10月27日(日)、安八ふれあい祭りが、岐阜県安八町役場で行われた。
安八ふれあい祭りは、「ラジオ公開放送による歌謡ショー」をはじめ、「紅白餅まき」や「ミニドクターイエローに乗ろう!」、「1時間耐久三輪車レース」などが行われ、ステージでは演奏や踊り、子供たちの演技が行われ、大変な賑わいのもとで会場が盛り上がりを見せた。
さて、ラジオ公開放送による歌謡ショーは生放送で、地元ぎふチャンからの放送。
ゲストは、山口ひろみと大江裕。
司会は小松肇と竹内万理。
13時からの生放送で2時間前から会場の安八町中央公民館の玄関前に大勢の入場者が列をなして並んでいた。
ステージは大江裕からの登場で、デビュー曲の「のろま大将」を伸び伸びと熱唱。
北島三郎が大好きで、北島三郎に弟子入りした彼は、北島三郎のヒット曲を見事に歌いきる。
北島メドレーコーナーでは北島三郎の楽曲を次から次へと繰り広げるが、ほれぼれとする歌いっぷりは、まるで北島三郎が目の前で歌っているように見える。
司会者と大江裕のトークが興味深かった。
大江裕に演歌を教え込んだのは、84才になる祖父で、今でも厳しく叱咤激励しているとのこと。
大江裕は、「北島先生は人生のお父さん」と言い切る。その言葉からわかるようにサブちゃんにはぞっこんだ。
以前、大江裕と北山たけしが「2人で『演歌兄弟』で歌います」と北島師匠に告げると、「演歌兄弟じゃないよ。『北島』をプレゼントするから『北島兄弟』で歌ってくれ」と言われたとか。サブちゃんから「俺たちは生まれたところは違っても、前世はどこかでつながっていたのではないか」と言われたとのことから、北島ファミリーは家庭愛に溢れ、固い絆で結ばれていることがわかる。
大江裕は昨年、10周年祝いに北島師匠から激励のメッセージと1曲がプレゼントされた。
「ゆたかは、植物で例えると根っ子だ。まだ芽がでていない。これからたくさんの皆様に水を与えていただいて成長して、いつかきっと大きな花を咲かせてくれ」というメッセージとそのメッセージに込められた「大樹のように」という楽曲。「天に向かって真っすぐに、明日にそびえる大樹になりたい」。そんな北島三郎の願いが込められている新曲を熱唱して湧かせた。
山口ひろみは第一回江南紅白歌合戦以来、5年振りに生の歌声を聴いた。
当時の感動が甦る素晴らしい歌声に聴き惚れた。
大江裕と2人で、岡千秋&都はるみのデュエット曲「浪花恋しぐれ」を仲良く披露。
彼女の筋が通った綺麗な歌声はまるで都はるみが歌っているように聞こえた。
司会者と山口ひろみとのトークの中で、山口が「今日の安八ふれあい祭りに招かれて、とても嬉しいですが、岐阜県で是非参加したいお祭りがある。」という事で、毎年7月中旬から9月上旬の期間に郡上八幡で開催される伝統的な盆踊りで、日本三大盆踊りの郡上踊りと教えてくれた。
まだ一度も招かれたことがないとのことで、恋が芽生えるロマンスを感じる、盆踊りが好きだという彼女には、ぜひ招いて欲しいとの事。
ラジオ公開生放送による歌謡ショーは場内満席で熱気に溢れ、2人の共演もありデュエットもありで、観覧の皆さんはきっと喜んでくれたに違いない。
投稿:2019年10月31日