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昨夜、NHKクローズアップ現代「昭和歌謡が日韓つなぐ」を観た。

シンガープロマスコットアーティストの東亜樹さんもチラッと映っていたので、彼女の日韓友好の架け橋としての役割が大きいことを改めて認識した。

昨年、日本語で歌う歌番組が韓国のテレビで放送されたのが初めてだったことを私は全く知らなかった。

現地の韓国人が、そのテレビ番組を観て、「日本語で歌っていいの?」と驚いていた様子は痛快だった。

韓国は長年日本語の歌を放送することをタブー視してきて、韓国の人は、公に日本歌謡を聴いたり、歌ったりできなかったようである。

韓国の人が「韓国もついに変わるんだ!」と意気揚々と語っていたことから、日本語で歌う歌番組が放送されたことは画期的な出来事だったようである。

歌手のキム・ヨンジャが韓国に戻って韓国で生活していることを知らなかったが、「日本語で歌える日がやっと来た」と感涙していた表情が感銘深かった。

韓国音楽番組に初登場して、「ギンギラギンにさりげなく」を歌った近藤真彦が、「60歳のジジイがいう言葉じゃないけど、もっと仲良くなればいいのに。ほんとそんな気持ちだった。でもなりますね。これから。」と語っていた言葉、キム・ヨンジャが「歌は罪がないので歯がゆかった。」と語っていた言葉、桑子キャスタが「聴きたいものを聴く、歌いたいものを歌う、いいものはいいいと言える時代がこのまま続くといいなと思います。」と語っていた言葉が印象深い。

韓国政治が揺れ動く中、尹大統領の罷免で“反日政権”が成立しても、歌を通して日韓が築いた文化交流がこれからも永遠に続くことを祈りたい、そんな気持ちで一杯になった。

投稿:2025年1月7日
シンガープロ 安藤秀樹


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