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左から佐藤奈菜さん、七瀬 紫さん


 今夜、大学陸上部のOBに誘われ、名古屋市吹上ホールにあるシャンソン・ライブハウス「エルム」へ足を運びました。そこで開催されたのは、七瀬紫(ゆかり)さんと佐藤奈菜さんによる、平和への願いを込めたコンサートです。

 シャンソン歌手の七瀬さんは、佐藤さんと共に「被爆ピアノ」を用いた平和コンサートを各地で開催し、命の尊さを伝えています。

 七瀬さんのお話で特に興味深かったのは、子供たちが彼女の歌を真似て歌っているというエピソードです。子供たちが歌詞の意味を深く理解せずとも口ずさめるのは、まさに音楽が持つ力ゆえでしょう。たとえ戦争を嘆く歌であっても、まずは歌として親しみ、ある時ふとその真意に触れて、戦争の悲惨さに「ハッ」と気づく。音楽にはそんな目覚めのきっかけがあるのだと感じました。

 ステージでは「ヒロシマ」「さとうきび畑」「瑠璃色の地球」などが披露されましたが、特に心に残ったのはジョン・レノンの「イマジン」です。天国も地獄もなく、国境も宗教も、そして所有欲もない世界。殺し合う理由など存在せず、ただ人々が平和に共存する・・・。そんな愛と平和への希求が強く伝わってきました。

 世界中の人々が、過去の反省から「平和でありたい」と願っているはずなのに、なぜ今、ガザやウクライナで多くの命が失われているのでしょうか。

 かつて1930年にアメリカが実施した高関税政策が他国の報復を招き、それが世界大戦の遠因になったという見解があります。現在のトランプ氏による高関税政策を「1930年の再来」と捉え、再び大戦が起こるのではないかと危惧する専門家もいます。しかし、日本は、原爆の惨禍を経験し、戦争の悲惨さが身に沁みているため、日本からは二度と戦争は起こらないと信じています。

 プーチン氏やネタニヤフ氏に対し、二度と過ちを繰り返してはいけないという私たちの切なる願いを、一体どうすれば届けることができるのでしょうか。

被爆ピアノ参考資料

○ 被爆ピアノと歩む調律師  矢川ピアノ工房 代表:矢川光則氏
https://fujimix.com/opinion/piano/hibaku-piano20190307.html

○ ピアノ調律師:矢川光則さんが「谷本清平和賞」を受賞。
https://fujimix.com/opinion/piano/yagawa20191202.html

投稿:2025年8月30日
シンガープロ 安藤秀樹


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