加速する地球温暖化と国際社会の責務
地球温暖化は、人為的な要因によるところが大きい。ここ50年で地球の気候は大きく変動し、観測史上例を見ない速さで温暖化が進行していることは否めない。
かつては、パリ協定の1.5度目標を踏まえ、世界の多くの国々が足並みを揃え、2030年までの排出半減、2050年までの実質ゼロという目標を掲げて対策に取り組んできた。
しかし、アメリカでトランプ政権が再び誕生したことで流れが一変した。同国が環境保護の枠組みであるパリ協定から離脱し、温暖化対策への支援を打ち切った結果、国際目標は先送りされ、アメリカ抜きでの対策を余儀なくされた。トランプ氏の在任中は良くとも、そのツケを払わされ、加速する温暖化に苦しむのは次世代である。
さらに今後は、冷却に大量の水を消費し、膨大な熱を発するAI技術の急速な普及によって、温暖化が一層加速することも懸念される。
今、世界各地で戦争を繰り広げ、ミサイルを撃ち合っている場合ではない。この深刻な危機に対し、地球規模で一致団結して立ち向かう必要がある。
アメリカが「自国第一主義」に閉じこもるのではなく、先頭に立って国際社会を牽引し、人類の英知を結集してこのかけがえのない地球を守るべきだと強く思う。
投稿:2026年8月27日
シンガープロ 安藤秀樹
