竹中雄大&ソルジ『あなたのキスを数えましょう~You were mine~』|2026日韓歌王フェスティバル
続いてのステージは、竹中雄大とソルジによる『あなたのキスを数えましょう~You were mine~』(オリジナル歌手:小柳ゆき)。
この曲は1999年9月にリリースされた、シンガー・小柳ゆきの記念すべきデビュー曲。恋人と別れた後に「あなたとのキスを一つずつ数えていく」という、未練や孤独、そして相手を深く愛していたからこその悲痛な叫びが描かれている。韓国でもリメイクされ、国境を越えて愛され続けている名曲だ。
2人はステージ中央の椅子に腰掛けて歌い始める。
先陣を切ったのはソルジ。まずは日本語で、包み込むような切ない歌声を響かせる。続いてマイクをとった竹中雄大は、まるで女性のような高音域の美しい声を披露。その独特で魅力あふれる歌声に一気に引き込まれる。
曲が進むと、ソルジが今度は韓国語で歌い、それに呼応するように竹中雄大も韓国語で歌い上げる。竹中雄大の歌声には見事な緩急の幅があり、ソルジの美しい声と重なり合うことで、極上のハーモニーが紡ぎ出されていく。
再び竹中雄大が日本語の歌唱に戻り、「All of my heart is almost cryin'」のフレーズで流れるような高音を響かせると、右足を高く蹴り上げながら渾身の力で声を張り上げた。続くソルジも魂を込めて歌い上げ、曲の展開とともに2人の感情が爆発していくような、ダイナミックな歌唱へと変貌していった。
圧倒的な2人のハーモニーに、聴き手はすっかり心を奪われる。客席には、両手を握りしめてそのこぶしを左右に揺らしながら聴き入る観客の姿もあり、会場全体が2人の歌声に深く吸い込まれているようだった。
最後は2人が向き合い、見つめ合って笑顔でフィニッシュ。
リンも「最高だわ」と満面の笑みで拍手を送った。会場にいるすべての人にとって、まさに「耳が喜びっぱなし」の素晴らしいステージだった。
投稿:2026年6月29日
シンガープロ 安藤秀樹
