木本慎之介が魅せた熱演!国境を越える名曲「世界中の誰よりもきっと」|2026日韓歌王フェスティバル視聴記
次に木本慎之介がステージで披露したのは、中山美穂&WANDSによる1992年の伝説的大ヒット曲「世界中の誰よりもきっと」だ。
ドラマ『誰かが彼女を愛してる』の主題歌としてミリオンセラーを記録したこの曲は、織田哲郎氏による爽やかなポップメロディと、甘く透明感のある中山美穂、そして伸びやかで艶やかな高音を響かせる上杉昇(WANDS)のツインボーカルがきれいに重なり合った、平成を代表する最高のデュエットソングである。
実はこの曲、韓国でもロックバンド「The Nuts(ザ・ナッツ)」が「サランエ パボ(愛のバカ)」としてカバーし大ヒットしたため、日韓どちらの観客にとってもイントロが聴こえた瞬間に胸が高鳴る、まさに両国を繋ぐのにぴったりの選曲だ。
前曲「夢前線」の切ないバラードから一転、初々しくもハッピーなオーラをまとって登場した木本慎之介。オリジナルはデュエット曲だが、彼は持ち前のまっすぐで声量豊かな爽やかボイスで、ソロで見事に歌い上げていく。
歌が始まってすぐ、韓国語の歌詞をやさしく歌う彼の声に、観客の心は一気につかまれた。右手にマイクを握り、左手をそっと胸にあてて心を込めて歌うその姿には、オリジナル歌手へのリスペクトと韓国のファンへの愛があふれている。父・西城秀樹の面影を感じさせつつも、しっかりと「自分の音楽」を届ける姿に、会場からは温かいエールが送られていた。
そして曲のラスト。左手に一輪の赤いバラを掲げ、「その後ろ姿までも愛すよ」という歌詞とともに見せた優しい笑顔で、パフォーマンスを見事に締めくくった。
歌い終えると「ありがとうございました」と挨拶し、瞳を輝かせながら両手を振る観客からの大歓声が会場いっぱいに響き渡った。彼の持つスター性と確かな生歌の実力がダイレクトに伝わる、素晴らしいステージだった!
投稿:2026年8月12日(水)
シンガープロ 安藤秀樹
